滋賀・彦根の交番で警官撃たれ死亡 19歳巡査を逮捕
11日夜、滋賀県彦根市の交番で巡査部長が頭などを銃で撃たれ、死亡しました。警察は逃げていた19歳の巡査を逮捕しました。交番前から報告です。
(沖原千佳記者報告)
現場はJR河瀬駅のすぐ目の前にある交番です。入り口にはブルーシートが張られ、現在も警察による捜査が続いています。午後8時50分ごろ、彦根市の河瀬駅前交番で「人が血を流して倒れている」と119番通報がありました。救急隊が駆け付けると、この交番に勤務する井本光巡査部長(41)が椅子に座ったまま後頭部と背中から血を流していて、まもなく死亡しました。銃で撃たれたとみられます。同じ交番に勤務する19歳の巡査の男が拳銃を持ったまま逃走していましたが、通報から約5時間後に5キロほど離れた線路上で身柄が確保されました。警察は殺人の疑いで逮捕しました。確保場所から1.5キロほど離れた田んぼでは交番のパトカーが無人で放置されていて、警察は巡査が井本巡査部長を撃った後、パトカーで逃走していたとみています。まだ事件に使われたとみられる拳銃は見つかっておらず、警察は引き続き捜索しています。
久住健斗
PAの車内で高齢女性死亡 同乗女性も搬送 心中か
千葉県酒々井町の東関東自動車道のパーキングエリアに駐車していた車の中で、高齢の女性が死亡しているのが見つかりました。同乗していた娘とみられる女性も病院に搬送されていて、警察が詳しい経緯を調べています。
10日午後9時40分ごろ、東関東自動車道下りの酒々井パーキングエリアに駐車していた乗用車の助手席で、高齢の女性が死亡しているのを警察官が見つけました。運転席に乗っていた中年の女性も意識がもうろうとしていて、病院に搬送されました。警察によりますと、2人は親子とみられ、午後9時ごろ、長野県内に住む男性から「妻と娘を捜してほしい」という依頼が長野県警を通じて千葉県警にあったということです。警察は死亡した女性の身元の確認を進めるとともに、心中の可能性もあるとみて経緯を調べています。
久住健斗